詐欺師の経歴に、起業を失敗した人が多い説

先日参加した会食で、
「詐欺師の7割は起業に失敗した人、または起業に憧れて何もしなくて結果詐欺師になった人。今、仮想通貨詐欺やってるのもほとんどがこの層。残りの3割は、サラ金出身とかの洗練された詐欺師で、こっちのほうが詐欺師としてのレイヤーは高め。」
という話になり、その場の全員で意見が一致しました。

 

Twitterでも呟いた所、結構反応がついていたので、共感する人は多いのではないかと思います。
思い返してみれば、あの仮想通貨も、いつかの仮想通貨詐欺も、起業経験者っぽい人が非常に多いです。

統計こそないですが、詐欺師には、起業家(予備軍含む)の出身者が 多いのは事実なような気がします。

なぜこういった構造が成り立つか理由を考えてみました。

社長業をやっていると、そうでないときと比べると、怪しい人が寄ってくることが増える。

僕もはじめて商売をしたのは、学生の頃で、経験があるのですが、社長になると、怪しい人というのは避けても避けても、随分寄ってきます。

エビの養殖への出資案件・年利いくらかの配当付きの証券化にされたゴルフクラブの会員権・よく分からない国際機関と共同で動いている新興国の発電施設への出資案件などなど、軽く思い返すだけで色々なお話を聞いたものです。

香ばしいですね。

それまでただの学生であったときに会う怪しい人は、せいぜい、ネットワークビジネスに夢中な人とかだったのですが、こうした話を沢山聞くようになって、世の中には詐欺師とかって本当に多いんだなと、驚いたことはよく覚えています。

さらに、少し時間が経ってなんとなく分かることですが、世の中に詐欺師だったり、それに準じる怪しい人は本当に多いのですが、そのなかで捕まる人というのもごく一部という実態にも気付いてきます。

こういった怪しい人が寄ってくるのは、多少お金を持っていると認識されれば、多分どんな商売でもそうだと思いますが、貿易や飲食業などの方が顕著なのではないかと想像します。

社長業をやっている人が、会社を焦がして、苦労に直面するタイミングになって、そういえばこういう詐欺師が沢山いたな、と思い出して、その道に流れてしまうということは有り得そうです。

起業での調達経験から詐欺師になるパターン

他に、僕が知っているパターンは、最初夢を持って起業し、資金調達も行ったのですが、結果、軌道に乗らず、会社を畳んで、その後詐欺師になったというパターンがあります。
このとき、調達は、株式で行われたそうですが、株式交換での出資は、会社が潰れようが、返済義務はありません。

その後、良からぬ味を占めたのか、いわゆる未上場会社株式詐欺のようなことをはじめてしまったという例があります。

まあ、これ以上詳しく書いてもあれな感じになるので辞めておきますが、ともかく起業をすると、世の中本当に怪しい人が多くて、自分もそっち側に行けば今より楽に稼げてしまうかも知れないという側面に気付いてしまいます。
実際には、告訴されようがされまいが、信用を多大に毀損するので、時間軸を長く見たら、かなり稼ぎが悪くなると思うんですけどね。そもそも、人を不幸にして、利益を得るなんてとんでもないですし。

調達環境が良好だった時期だったかも知れませんが、それでも投資を受けることが出来たのは、それなりの何かを感じさせることが出来たからだとは思うので、そのそれなりの何かを詐欺に使うのは、もったいない話です。

詐欺師にひっかからないために。

詐欺師にとって、今は、特に仮想通貨詐欺がブルーオーシャン。
まだ法ができてないグレーゾーン(仮想通貨法が2017年から施行されます。)で、法のもとでは詐欺と認定できないなかで、道理的には明らかに詐欺を働く悪質なパターンです。

被害に合わない方法は、過去のブログにまとめてます。ご参照ください。

最近は、仮想通貨詐欺の横行が酷いです。 固有名詞を出すと、「名誉毀損だ」とか絡まれたりするケースもあるそうなので、面倒臭いので、控えますが、g...
絶対に値上がりする◯◯コインの販売が少し静かになったと思ったら、今をときめくのは、ビットコイン建てのHYIP系詐欺師です。とはいえ、悪徳...

こういう詐欺業界のブルーオーシャンが、いきなりできて、今回例に出したような人間がここに流れてしまうことは想像ができます。
普段から、金融リテラシー武装をしておくと、簡単には詐欺にも合わないでしょうし、人生が豊かになるかと思います。

頭の良い人は、気づかないかも知れないかも知れませんが、世の中には、基本的な金融リテラシーが欠けている人が、多いです。 金融リテラシーと無縁だっ...

 

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