【新興国アプリ研究レポート】アフリカ初のユニコーン企業 JUMIA は 本当に儲かっているのか?

運営中のオンラインサロン、新興国・途上国研究所では、新しいコンテンツとして、アナリストによる「新興国WEB・アプリサービス研究レポート」の配信を開始しました。
サロン内の普段の投稿とは別に、日本からはあまり注目されていない新興国のテック企業のレポートを、月に数本不定期で配信する予定です。

当記事では、その一部を転載しています。

アフリカ初のユニコーン企業 JUMIA は 本当に儲かっているのか?

周知の通り、今アフリカでは急速にインターネットが普及しています。
私が滞在してい たタンザニアでは 4G 回線を引く工事を現在、各地域で行なっており、アフリカでも快適なインターネット ライフが送られるのもそう遠くないかもしれません。

Facebook や Whatsapp、Instagram を使いこなしていながら、ウェブの操作がわからない アフリカ人けっこういます。
仕事で PC を使っている通関会社の職員もブラウザで検索する 際に www.〇〇と URL を検索していた覚えがあります。
さて、タンザニアに滞在している際、検索エンジンで調べると必ずと言っていいほどた どり着く Web プラットフォームがありました。
インターネット黎明期にアフリカを席巻す る Web プラットフォームがあります。それがナイジェリア発(正確にはドイツ発)の JUMIA です。
今回はこの JUMIA について調査したのでこちらで共有したいと思います。

JUMIA とは 記念すべきアフリカ最初のユニコーン企業(未上場かつ時価総額 10 億ドル ≒1100 億円のベンチャー)です。
2012 年に創設され、総額 4 億 9625 万ドル(≒545 億円)の 資金を調達したコングロマリットです。

もともとドイツの Rocket Internet(上場済)からス ピンアウトした会社で、33%の株式を Rocket Internet が保有しています。

2016 年 2 月か ら 7 月にかけて AXA Group(保険)・ゴールドマンサックス(金融)・MTN(通信)・Orange(通 信)・CDC Group(政府系金融)が出資をし、アフリカ最大級のメガベンチャーとなりました。

アメリカでユニコーン企業と言うと、Uber や Airbnb、Palantir、中国だと Xiaomi、DJI、 日本だとメルカリが挙げられます。
これほどまでに成長しているテック企業がアフリカに あるとは驚きです。(人口から考えたら当然かもしれませんが) 通信環境がまだ整備されて いないアフリカで JUMIA はどうしてユニコーン企業の仲間入りができたのでしょうか?

JUMIA の戦略はざっくり言って、全部やってしまえ。というものです。
以下が JUMIA の展開する事業です。

※これまで各事業で異なるドメインだったが、2016年にJUMIAブランドに統一し、リブランディングした。

※2016 年 12 月 22 日より公開された 日本やアメリカでバーティカルに特化したポータルが主流なのに対して、一つのブラン ドで 10 の事業を横に展開しています。それに加えて、アフリカ 23 カ国への展開と、大陸 を横断して事業をしています。

言語はその国に合わせたものにしていますが、UI は各国で全く同じため、今後ローカライズした別のサービスに食われる可能性もあります。

以下から、JUMIAが提供する各アプリでとってきた戦略のいくつかを紹介します。(続きは新興国・途上国研究所でご覧頂けます。)

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