新しくビットコイン・仮想通貨に参入した人が知るべき、5つの作法やリスク。全てが自己責任です。

先日から過熱したビットコイン相場は、明らかに日本人の新規参入者の買いが集中していた構図で、Twitterをはじめとしたソーシャルをみると、確実に今までビットコインに興味を持っていなかった層が、仮想通貨全般に興味を持ち出したことが分かります。

コインチェックのBTC/JPY板が、吹っ飛び、怒りを露わにしていた人も多かったが、古参の暗号通貨界隈は、冷静さを保っており、日ごろの訓練を感じた次第だ。
もちろん、怒って致し方なしなのですが、これは、界隈では、「よくあること」で、考えられるリスクくらいに思った方がいいです。
つまり、当たり前ではあるのですが、以前からビットコインを触っていた人の間では常識が、新規参入者には、全く共通認識になっていないことを確認しました。

ビットコインを扱う上で、最低限知っておくべき常識や、あるあるな最低限のリスクのようなものをまとめておきます。
本当は、これについては、書くべきことが、非常に多いのですが、できるだけコンパクトに纏めるために、本当に最低限のことを5つに絞りました。

①取引所の破綻・ハッキング

2013年に、取引所が破綻したマウントGOXの事件は、聞いたことがあるはずです。
当時、取引所に顧客が預け入れていたビットコインは、未だ債権者集会が進行していて、顧客のもとに戻っていません。

マウントGOXのような事件は、昔のことだと安心している人もいるかも知れませんが、それは明らかな間違いで、取引所の破綻や資産が盗まれることは、世界中で小規模のものなら、ほぼ毎月あります。
繰り返しますが、ほぼ「毎月」です。
大規模な取引所でも、昨年は、Bitfinexという香港の取引所が顧客のビットコインをハッキングによって失いました。
海外のコミュニティでは、「◯◯の取引所は、危ないかも知れない、預かっている分のビットコインをしっかり保管していないかもしれない」と日々、噂が飛び交っています。

Bitfinexの件に関しては、半年ほどの期間を経て、最近、全ての資産の返却が行われたそうですが、こういった話は、日本でも、いつでも可能性はあることは事実です。
そして、日本でも、本当にハッキングがあったときは、顧客の資産が戻ってくる保証なんてどこにもない。
銀行がつぶれたときに救済されるような話とは違うのです。

②ビットコインは必ずウォレットに保管を。

上記のことから、基本的にトレードで最低限動かす仮想通貨以外は、取引所ではなく、自分自身が管理するウォレットで管理することが常識です。
モバイルウォレット(スマートフォンのアプリ)でもいいのですが、その場合は、breadwalletや、copayがおすすめです。

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ウォレットには、マルウェアが仕込まれているものも、出回っているから、必ずオープンソースのものを使うようにすべきである。

ですが、自身のスマートフォンにウイルスが、絶対流入しないなど誰にも保証できないし、結局のところ、ハードウェアウォレットという専用の端末を買うのが、正しいです。
モバイルウォレットは、頻繁に使う可能性がある少額の資金をいれておくウォレットと考えておくべきかと思います。
ハードウェアの多くのモデルは、1万円ちょっとですが、リスク管理としては、絶対に必要な出費です。

Amazonで、ビットコインハードウェアウォレットが買えるようになったそうです。ビットコインウォレットTREZOR(トレ...
③取引所のアカウントは必ず二段階認証(2FA)を。

次に、取引所のアカウントには、二段階認証がマストです。

どこからかパスワードが流出して、アカウントにログインされてビットコインが引き出されてしまうリスクがあるからです。

ビットコインが一度引き出されてしまったら、それは取引所の外の話、非中央集権のネットワークの話なので、そうなってから、取引所に泣きついても、どうにもなりません。
この場合、悪いのは、セキュリティ管理が甘いユーザーのほうと言われもしょうがないです。

④予期せねトラブルなどは普通にあります

5月は、日本の取引所の板が、売買需要に耐えきれず吹っ飛んだ事件がありました。
1BTCに、100万円以上の値段がついたそうでロールバックを実施したらしいです。
こういった板のクラッシュに限らず、予期せぬ事件は頻繁にありえるのが、この世界です。
市場が整備された株式市場などからやってきた人には、理不尽な話でもあるのと思いますが、これが、仮想通貨の世界の今の状況なので、そういうものだと思うしかありません。

⑤そもそも、それぞれの仮想通貨は、本当に買うべき仮想通貨か?

今年は、多くの暗号通貨が暴騰し、まさに市場参加者全員が儲かったといえるような状態になっています。

そのことから、自身で、ファンダメンタルズを調べることをしようとしていない層があまりにも多くなっている気がしたので、これについて警鐘なればと思います。
正直、ほとんどの仮想通貨は、誇大広告ともいえる壮大なビジョンに対して、実態はまだ伴っておらず、価格だけが先行している状態です。
価格だけが先行していたコインを、新規参入者が、更に高い価格で無邪気に買い漁っていたのが、今年に入っての動きあったと思っています。

それについては、別記事も書いてるので、こちらを参照してほしいです。

先月から、ゴールデンウィークにかけて、アルトコイン(ビットコイン以外の仮想通貨)の価格が高騰していて、お祭り状態です。どのコインも2倍く...

では、アルトコインではなく、ビットコインなら大丈夫なのかというと、それも結局のところ各自で判断するしかありません。
ビットコインにもスケーリングに関する議論は引き続きありますし、将来性に関しては各自で判断する必要があります。

こういった事実を、新規参入者が完全に気にしていないのは、やはり気になる所です。
2017年初頭は15万円台から8万円台まで暴落するシーンもあったし、そういうボラティリティの通貨だということは認識しておくべきです。
実際、ビットコインは、これまで酷い暴落を何度も繰り返してきました。

ビットコインの価格が爆上がりしている。 このブログを書いている時点で、日本市場では、18万円を突破しています。ここ数週間の相場...

そもそもビットコインという社会実験が何かしらの形で、終わってしまうということも有り得ない話ではなく、そんなことはないように願っていますが、そういったシナリオも可能性としてはあります。

仮想通貨は、全てが自己責任です。
株式投資の決まり文句の「投資は自己責任」ではなく、本当の意味での自己責任です。

ビットコインの非中央集権的思想は、政府や銀行など中央集権を否定し、自由を得た代わりに、全てが自己責任というトレードオフのうえで成り立っています。

逆にこの事実を受け入れられないのなら、ビットコインを保有するべきではないし、そのほうが本人のためであると思うというのが、僕の主張です。

最後に、最近、参入された方は、トレーダーの方が主だと思うのですが、実際に、ビットコインを使ってみるのは大切です。
というわけで、もしこの記事が役にたったのならば、記事下のリンクから、少額のビットコインの寄付ができるので、投げ銭していただければ大変喜びます。

また、これから初めてのビットコインを買ってみようという方に、人気の取引所は下記のcoincheckです。記事を書いている時点で、新規登録者向けキャンペーンで、最大5000円分のキャッシュバックを行っているそうです。
日本で一番簡単にビットコインが買える取引所 coincheck bitcoin

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