ビットコインと金(ゴールド)との類似性

しばしば、ビットコインは、デジタルゴールドと呼ばれます。

ゴールドとは、すなわち金であり、貴金属の代表です。
人類が金を扱う最古の歴史は、紀元前6000円程前と言われていますが、そこから今日まで、何故、金が、価値を保存する媒体であり続けることが出来ているか要素を分解すると、どういったことが挙げられるでしょうか。

①偽造・人為的複製ができない
②分割することが出来、分割しても価値が減ることはない
③それ自体は陳腐化・劣化しない
④小量で、価値の可搬性・保存性がある
⑤本物の証明確認ができる
⑥発行体がいないから、歴史の中でそれだけ栄枯盛衰が、あっても金自体は普遍

そうです。
これらの特性は、1つ残らずビットコインが持つものです。
では、逆に、ゴールドだけが持つ、ビットコインにない特性は、何かと考えると、それは、当然、現実空間に存在しているという点です。
更に言うならば、現実に存在し、煌びやかな光を放っています。
そもそも、古代エジプトで、既に金を利用されていた頃、人類は、装飾品として、まず利用しました。
価値を保存する媒体として、取引や投機の対象とされるようになったのは、その後の歴史です。
つまり、金とは、それ自体に、威厳性があり、欲しいと思わせる魔力があったと言えます。
そして、まず王族・貴族が、それを身にまとったことで、金は威厳性を持ちました。

この点、ビットコインは、バーチャルな存在で、データであることに他なりません。
ビットコインを綺麗・美しいとは思わないし、また、ビットコインをかっこいいという反応は生まれ得ないでしょう。
そして、王族などが身にまとった金の反面、ビットコインは、インターネットと同様、カウンターカルチャー的な自由主義的精神から生まれました。
この辺が、キャズムを越えるハードルの要素の1つにもなりそうです。

そして、ビットコインが持っていて、ゴールドにはない特性としては、言わずもがな、ブロックチェーンによって帳簿が完全に公開されている点や、プログラミングが出来る点、ゴールド以上に人に受け渡しが、しやすいという点です。

金の歴史を紐解いていくと、時の権力者、または政府が、金の保有を禁止した例は、多くあったようで、最も新しいもので、1930年代の大恐慌時代です。
苦しい経済の再生を試みたニューディール政策のうちの1つで、政府の指値で市場に出回っているゴールドは、強制的に没収をされたと言います。
こういったことは歴史上、たびたびあったそうですが、それでも世界共通で価値があるとされている発行体のないゴールドを止めることは出来ず、結果、人類がはじめて金を装飾品とした8000年前から今まで、その地位を保っています。

同じように、ビットコインも、これから刻まれる歴史の中で、時に規制され、時に目を離されるでしょうが、存在し続ける可能性は高いといえます。

因みに、2016年5月現在、ゴールドの地上在庫の時価総額は、約1000兆円であり、ビットコインの時価総額は、1兆円に満たない数字です。
ゴールドの歴史は、一万年近く、ビットコインの歴史は、わずか7年です。
ご購入のタイミングは、各自で判断してくださいませ。

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