「学生・若者は、海外に行くべきか?」という問いに、真面目に回答した

結論から言うと、絶対に行くべきです。

先日、日本の某社にお邪魔をしたとき、そこの会社でインターンをしている大学生数名と話す機会があり、タイトルの通り、「若いうちに、海外に行くべきかどうか?」という質問をもらったので、真面目に答えました。

今まで、こういったトピックに対して、「海外に行っても、行かなくても、どちらでも良いんじゃない?」という回答をしていて、実際にそう思っていましたが、最近は、「絶対に行くべき」と回答しています。
というのも、今回、話した学生は、22歳だったのですが、一度も海外に行ったことがないそうで、正直にいうと、現在の所謂グローバル化というようなものや、世界が繋がってしまっている様子を、全然イメージができていなくて、驚いたからです。
このように、書くと、その彼にとって、失礼かもしれませんが、そういった状況をみるに、学生のうち、若いうちは、絶対に海外に行くべきだろう、と考えを変えたのです。

まず、旅行でも、なんでも良いです。
アジアを中心に、10カ国くらいに、足を伸ばしてみるべきでしょう。
もしかしたら、世の中に取り残されている人は、「学生が、在学中に、10カ国も行くなんて、金持ちの考えだ。」なんていうかも知れませんが、今は、LCCが最盛の時代です。
予算を絞れば、航空券込で、5万円前後で行ける国も多い。
10カ国に行っても、多めに見積もっても、トータル70万円程度。
この金額に、無理がある、というのは、それは怠惰としてか考えられないと思う。
少なくとも、首都圏で通学している若者なら、日給一万円以上のアルバイトは、いくらでもあるのだから。
もし、本当に、数十万円程度の支出に無理があるなら、大学をやめることも考えるべきだとすら思います。
海外を見てくるために大学をやめるのは、大げさかもしれませんが、割りと真剣です。
大学の学費4年間で、平均400万円ほどかかるので、そんなに財布が苦しいなら、行くべきところではないです。

正しい場所に自己投資すべきです。
そして、LCCを利用して、数万円のお金と、貴重な時間を使って、海外をみてくるのは、良い投資になり得る可能性は十分にあるでしょう。

若いうちに、海外にいったほうが良い理由を3つにまとめてみました。

1, もはや経済大国ではない日本の世界でのポジショニングを外から見つめる。

上述した彼に対して、僕が、驚いたのが、日本が、まだ中国と同程度の経済規模だと思っているということです。

日本のGDPは、アメリカからは大きく突き放されていますし、中国の半分以下です。
GDPを、中国に、抜かれたことを知っていても、実体経済は、日本のほうが、まだ上だ、とか思っていることです。
残念ながら、そんなことはない。一人辺りのGDPこそ、まだ日本より低いですが、人口は、日本の10倍です。
それを考慮すれば、中国のいくつかの大都市を訪れれば、その実体経済の規模感も、日本よりはるかに大きいことは、なんとなくイメージできるはずです。

そして、そういった上記の事実を信じない人に共通する点は、日本製品最高で、中国製品が粗悪という考えも、未だ持っているということが多いです。
これに対して、iPhoneなどの部品は、日本メーカーが作っている!日本のものづくりは優秀だ!という反論をされますが、iPhoneなんて高級品を使っているのは、世界中でごく一部だし、その部品に関しても、年々、台湾や中国の製造が増えています。
日本のものづくりは優秀だ!という論の全てを、批判はするわけではないですが、過剰であることが多く、その現実的なプレゼンスを知るべきでしょう。
そして、中国のプロダクトは、無名のメーカーでも、スマートフォンメーカー・シャオミの成功に続こうと、デザインもどんどん洗練されてきている。
このような、日本製品最高!という論になってしまうのは、テレビなどのメディアが要因だと聞きます。
テレビなど、訪日外国人をピッックアップして、日本最高!論を、内的メディアが中心の国で、
確かに、東京は、良い所だし、日本は、すごい国かもしれません。
だけど、その論説の多くは、過剰なのです。
僕は、日本賞賛・内的思考を促すメディアが、これだけ多く存在してしまうのは、日本の経済力が落ち、そのことから目を逸らそうとしている証拠に他ならないと思います。
世界に出て、今の日本のポジションを外から、見つめるべきでしょう。タイや、マレーシアなどの中流層は、もはや途上国ではなく、首都の人の生活は、日本の下流~中流層に、追いつこうとしている。
そして、時期に追い越すでしょう。

2,サバイバル能力をつけて、いざとなったら、日本以外に生きられる場所があるということを知っておく。

これも、日本の経済が、衰退しているという話と重なってしまいますが、特に、学生の人は、これは絶対に意識をしたほうが良いと思います。
大学を卒業して、自分が、大学を卒業して、自分が、新卒で入った会社に、何年も努めて、年齢と共に給料があがって、持ち家を買って、子供が大学進学して、老後の生活を送る。
もし、そんな人生を自分に期待していたら、
そういった、かつて理想の人生だと思われていた生き方を歩める人は、今の20代には、ほとんどいないでしょう。
僕も、自分に、そんな人生を期待していません。
けど、みんな、どこかで、そんな人生を送ることに対する期待を捨てきれないから生きづらいんだと、思います。

けど、海外を回ったら、例えば、今ならカンボジアとは、特別、経済も発展してないけど、イオンもあるし、日本食も沢山あるので、首都のプノンペンは、非常に過ごしやすいということが、わかるはずです。

まあ、日本と違って、24時間使えるコンビニとかはないし、もちろん東京の便利さとlk裏べたら、不便です。

けど、カンボジアのプノンペンなんかなら、月7-8万も稼げば、そこそこ快適な生活が出来るんです。
そういった場所を知っているってことが、すごい大事だと思うんですよね。
もし、何かに挑戦し失敗したり、事業で失敗したりして、色々なものを失っても、そういったところに、一回逃げれば、良いじゃないですか。
そこで、日本と比べたら、ちょっと質素な生活かも知れないけど、インターネットもあるし、日本食もあって、生活コストは安い。
そういった環境に少しの間、身を置いて、体制を整えてから、またやり直せば良いんです。

僕も、今、自分で事業をやったり、自己資本で投資をしてリスクを背負ってても、何かのきっかけで、資産が全て吹っ飛ぶこともあるかも知れません。
リーマンショックレベルの経済危機だって何年かに一度はあるんだから、そういった可能性は、絶対にあるんです。
こういった考え方は、不確実な将来に怯えない手段になりえると思うし、実際に、僕は、こういった至高のなので、大分人生が楽になりました。

3,若いうちに、海外で何かをすると、評価が高く、コストパフォーマンスが良い。

最後は、若いうちや、学生のうちに、海外で何かに挑戦をするということは、コスパの高い行為であることが多いです。

これは、留学や、スタディツアー、観光旅行ではなく、もうちょっと能動的な活動のほう良いでしょう。

やっぱり、日本では、まだ何か海外で、何か挑戦をするということは、特別なことと思われることもあり、特に若い内は、評価されやすいです。
なにか、海外で、企画や事業を実行しようとして、そ自体が成功するか、失敗するかは、あまり大きな問題ではありません。
注目を集め、次に別の企画を立ち上げるときに有利に働くかも知れませんし、就職活動でも有利かも知れません。

例えば、今なら、クラウドファウンディングで、お金を集めて、海外の企業や、ビジネス環境を視察に行って、クラウドファウンディングのリターンとして、その視察レポートを渡すなんていうプロジェクトが、いくつかあります。
これは、学生、または、個人でも、実践出来る現実的な挑戦ですし、実際に素晴らしいプロジェクトだと思います。

僕は、というと、大学生1、2年生のときに、アメリカや中国から洋服を仕入れて、日本国内で販売していました。2010年くらいです。
古着から手を出し、アウトレット落ち、服飾品まで、実際に現地のディーラーに会いに行って仕入れてました。
言ってしまえば、持って返ってきて売るだけの、仕事で、規模もそんな大きくないのですが、学生のうちに、そういったことをしてるっていうだけで、評価してもらえて、次の仕事に繋がったりもして、本当得したな、と今でも思います。
これが、ヤフオクで仕入れて売る、とかだったら、特に評価されることはなかったかも知れません。
けど、やってみたら分かるけど、海外でディーラーから仕入れるのも、ヤフオクでセドリするのも全然変わらないんですよね。
それで、海外と取引してるってだけど、評価してくれる人がいるなら、それは、特に学生などにとっては、コストパフォーマンスの良い挑戦になるでしょう。

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と、ここまで、書いてきて、なんですが、海外・国内と、あんまり意識すること自体が、前時代的でしょう。
21世紀は、企業も、個人もノマド化していくから、どこの国にいても、多くの企業は、なんらかの形で、世界中とつながり、個人は、世界中のサービスを享受することになります。
自動的に世界中の国と繋がっているのですが、日本にいるとそれが分からないものです。
スマートフォンと、インターネット、1〜2万円で買えるLCC航空券(格安航空券)だけあれば十分です。
世界に出ましょう。

運営しているオンラインサロン、【世界で働く】新興国研究所では、海外でのビジネスネタやコラムを随時配信。質問も、ほぼ全てお答え知ています。

また会員も各国にちらばっており、会員同士の情報交換も活発です。ご興味ある方は是非ご確認ください。

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