未だ、社会主義の影響も残るアフリカの国、エチオピア

先日は、エチオピアに訪問してきました。

エチオピアは、東アフリカの上に位置をする、国で、実際に、ここを東アフリカに分類するかは、実は、人によって様々です。
現地の民族は、多様ですが、アフリカとしてのアイデンティティを持たない場合も多いですし、自身をアフリカ人と呼ばれると、怒るケースもあるとい言います。また、同国は、連邦国家であり、約9500万人の国民すべてが、エチオピア人というアイデンティティを持っているわけではありません。
今回は、首都のアディス・アベバに主に、滞在し、地方にもわずかに足を伸ばしています。言語は、アムハラ語。同国の面積は、1,104,000 km²と広大で、同じ国になかでも標高に差異があります。

首都アディス・アベバには、小綺麗なショッピングモールや、スターバックスのような外観のカフェも。

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首都アディス・アベバの標高は、2400Mであり、特に今の時期は、南半球は、冬にあたり、朝晩の気温は、10度以下にまで下がります。
アフリカだと思って舐めて渡航すると、(まさに自分です。)本当に寒いので、注意が必要です。

気温の低い国だと、お洒落に敏感になるようで、アディス・アベバを歩く現地人は、男女問わず、大変ファッショナブルです。
とはいえ、平均所得は、アフリカ全体で見ても、かなり低い国に位置していて、それでも洋服に気を使うのは、お洒落に敏感であることは、間違いありません。
また、特に女性ですが、本当に美形が多く、絵になります。
実は、アメリカなどで、モデルとしてデビューするようなアフリカ女性も、よくよく調べてみると、エチオピア出身ということは、非常に多いです。

アフリカの国家としては珍しい、製造業に力を入れる国

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ファッションに関係するところですと、繊維業に関しては、国が力を入れている分野でもあり、いくつかのファストファッションブランドが、工場を立てたり、日本からも最近は、ストライプインターナショナル(earth music&ecologyなどの若年女性向けブランドを展開)が、エチオピアでTシャツの製造をスタートしたと発表しました。
縫製以外にも、人件費の安さを売りにして、製造業全般の誘致をしています。実は、多くのアフリカの国は、アジアと比べても、人件費が安いということはなく、製造業には、向きません。その点、人口が多く、近隣国と比べて、人件費の安い同国が、アフリカの製造業拠点になる可能性は高いと言えます。

僕も、今回、一社、ヨーロッパ資本の、ある縫製工場を訪れましたが、完成品のクオリティを加味したコストパフォーマンスは、アジア各国に、頭2つ分ほど及ばないという感想を持たざるを得ませんでした。
現在の縫製工場については、恐らく本当に数少ない、そこそこ優秀な技術者の奪い合いの状態であり、参入している各社にとっても、先行投資であると推察します。
こういった感想を抱いた、今回訪問した工場も、従業員400名程度のエチオピアのなかでは比較的大きく、また、品質管理がされた工場です。

ただ、僕が、渡航前に世界銀行の方から、エチオピアについて、お聞きした時、「政府が推進している領域においては、ビジネスが進みやすい国」と伺っていて、それに該当する産業の1つが、縫製や、繊維産業です。

しかし、ソ連の半衛星国であった同国は、社会主義の影響も、未だ色濃く現れています。
街中で時折り見ることの出来る、ヴィンテージの車は、キューバを彷彿させるものがあります。

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首都アディス・アベバでは、南北東西に、中国が作った鉄道が、開通し、市民の足になっています。

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エチオピアは、アフリカ最古の独立国でもあり、歴史的にも見るものは多い。Holy Trinity Cathedralは、20世紀に入ってから、作られたもので、現在でも、地元の人のお祈りの場です。

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オンラインサロン「途上国・新興国研究所」では、そういったエチオピアという国の特殊性・会社設立・文化などについて、5記事に渡ってレポートを配信しています。
現地に触れ、在住日本人・外国人起業家などからお話を伺うなかで感じたエチオピアを私見たっぷりに、書いています。

【途上国・新興国研究所】では、日本と商習慣や、文化が大きく異なる途上国で、長くビジネスをしているからこその視点を、共有します。クローズドなサロンだからこそ、外では大声で言えない、世界の当たり前と、日本の非常識を、深掘りしていきます。
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