【視察旅行レポート】アフリカで最もビジネスのしやすい楽園・モーリシャス

もう二週間近く前になってしまいますが、先日、エチオピアから、モーリシャスにも足を伸ばしましたので、エントリーを残しておきます。
まず、モーリシャスの場所を存じない方もいらっしゃるかと思いますので、googleマップのキャプチャを貼っておきます。
アフリカ大陸の東の離島、マダガスカルから、さらに東に位置する国です。

13937890_636572816500353_376810639086443864_o

「神はモーリシャスを先に創って、そのあと、モーリシャスを手本に天国を創った」

一般的に、モーリシャスは、アフリカに分類されますが、実際は、アフリカ大陸に位置する国ではないですし、そもそも、この国は、17世紀にオランダの統治下になるまで、ごく少数の先住民が暮らすのみで、無人島のような場所でした。
世界的には、ハネムーンの地、リゾート地でもあって、その美しさは、トムソーヤの冒険などの著者である、アメリカの作家・マーク・トゥエインによれば、「神はモーリシャスを先に創って、そのあと、モーリシャスを手本に天国を創った」というほどです。

今、この国で最も多く見かけるのは、インド系ですが、アフリカに分類されるだけあって黒人も住んでいます。
ただ、ここに住んでいる黒人は、オランダ、フランス、イギリスと宗主国が移り変わるなかで、大陸から奴隷として連れてこられた民族であり、モーリシャスでは、クレオール系と呼ばれます。
しかし、首都ポートルイスのシティセンターにおいて、クレオール系の姿を見かけることは、本当に少なく、生活圏は、分離されています。
この点で、アフリカの国と考えると、非常に違和感を感じるところでもあり、実際は、印僑の国だと考えて良いでしょう。
アフリカ各国からの主なアクセスは、南アフリカ、ケニア、または、ドバイから直行便が出ています。
アフリカに分類されても、最も近いケニアからでも4時間半のフライトです。
正直、アフリカの島と考えていたので、そちら側からの渡航は、しやすいものと思っていましたが、想像より遠かったというのが、感想です。

アフリカで最もビジネスのしやすい国は、2016年秋からマレーシアからのLCCの就航により、日本からのアクセスがしやすくなります。

人口がわずか130万人のこの国は、世界銀行による「ビジネスのしやすい国ランキング」で、アフリカの54ヵ国の中で、例年1位に位置し続けていて、一人あたりのGDPは、54ヵ国中で3位を記録しています。

スクリーンショット 2016-08-25 13.36.12

(アフリカでのビジネスのしやすさランキング・出典:http://www.doingbusiness.org/reports/~/media/GIAWB/Doing%20Business/Documents/Profiles/Regional/DB2016/DB16-Sub-Saharan-Africa.pdf)
レストランウェイターも、月1000ドル近くの給与で働いていることもあり、少なくともここは、途上国ではありません。

1970年代から製造業に着手し、衣料品を世界に輸出を開始してから、今でも製造業は、一定のポテンシャルを持っています。
また、インド人、ヨーロッパから来る白人にとっての観光地でもあり、イギリス連邦加盟国でもある同国は、タックスヘイブンとして租税回避も戦略としてきました。
多くの多国籍企業が、この国でビジネスはしていなくとも、モーリシャスに会社を登記しています。
今回は現地で、税務局や、私書箱管理会社、この国に生活の第二拠点を置くイギリス人富裕層などから、同国についてお話を伺うことが出来ました。
日本では、全く語られない同国ですが、地理的にも日本から最も近いアフリカであり、秋から、エアアジア社によるLCCが、マレーシアから片道100ドル弱で、繋がることもあり、明確にアクセスがしやすくなります。

オンラインサロン【途上国・新興国研究所】では、そんなモーリシャス共和国について、数日に渡り、お伝えしていきます。

【途上国・新興国研究所】では、日本と商習慣や、文化が大きく異なる途上国で、長くビジネスをしているからこその視点を、共有します。クローズドなサロンだからこそ、外では大声で言えない、世界の当たり前と、日本の非常識を、深掘りしていきます。
ご参加頂く方が、日本とは違った価値観やチャンスがある、新興国や途上国で、生活・ビジネスの足がかりになることを目的とし、そういった方々が繋がるコミュニティの形成を目指しています。→詳細はこちらから

 

■INFORMATION
■ブログ著者のプロフィール
■筆者のTwitterをフォローするー
■年間50回ほど飛行機の乗る、ノマド生活をしている筆者が、持ち歩いているガジェットや、トラベルグッズ

■初心者向けに、ビットコインに関する情報をまとめました。

■[途上国・新興国研究所] アフリカ地域をはじめとした途上国、新興国をテーマにしたオンラインサロンを運営中です。 途上国、新興国にとどまらず、世界で働く、国を跨いで働くということに感心がある人の集まったコミュニティです。
■ビットコインの投げ銭で、ブログを応援する。CloudTip  

関連記事

[世界で働く・途上国・新興国研究所]2016年8月レポート _エチオピア・モーリ...

アフリカのシンガポールを目指す、虐殺から再出発したルワンダ

[世界で働く・途上国・新興国研究所]2016年6月レポート

史上最もハイパーインフレしたジンバブエドルが、刷新。歴史は繰り返す?

7月開催!東アフリカ最大規模・国際商業見本市アテンド企画

[世界で働く・途上国・新興国研究所]2016年7月レポート ータンザニア視察、ル...