マイニング

マイニングハードウェア販売最大手Bitmainが上場の可能性、その他マイニング関連の重要動向と考察(2018年6月〜)

Bloombergのインタビューで、JihanはBitmainが上場の可能性を示唆しました。

その他にも、マイニング関連で重要なニュースが連続しているので、それらの解説と考察をまとめます。
マイニングはビットコインおよび、業界全体に影響がするファンダメンタルといっても差し支えはなく、その環境動向を把握することは大切です。

Bitmainが上場の可能性を示唆

Bitmainの上場は具体的に計画されているものではないですが、香港市場、またはニューヨーク証券取引所への上場の可能性はあるといいます。
初期にICGやセコイアキャピタルなどから資金調達をしているので、彼らにEXITの機会を提供するためだとしています。

Bitmainの資金調達ラウンドは、これまで公表されておらず、Bloombergによると、匿名のリークにより、Sequoia CapitalやIDG Capitalなどから50M$の資金調達をしたとされています。
このリークが出たのは、2017年ですが、資金調達の時期は正確にはわかりません。

なお、JiihanとMicree Zhanの創業者でまだ60%の持ち株を保有しており、2名の共同創業者の間では、Micree Zhanのほうが保有株式は多いとのことです。

また、同じく業界で目覚ましい成長をするCoinabseは、これまでBitmainなどより複数のラウンドで資金調達をし、最新では2018年8月にシリーズDで100M$の資金調達をしています。
ステークホルダーも金融機関などを中心に広くいれていることから、恐らく創業者株は、Bitmainより希薄化しているだろうと思われ、このように見ると、Bitmainがこの規模でも創業者の株式持分が60%以上あることは特筆すべき点であろうと言えます。

また、同インタビューでは、昨年はBitmainは2.5ビリオン(約2750億円)の売り上げを稼いだとの発言があります。

これまで調査会社による分析で、Bitmainは数ビリオンの利益を上げていることは間違いないだろうとは噂されていたものの、本人の口から具体的な数字が出てきたのははじめてになります。

同社の売り上げ実績を加味して、 Nvidia CorpやMediaTekなど上場済みのチップメーカーと評価をし、Bitmainの時価総額は$8.8 billion程度ではないか、とBloombergでBernstein Research社のアナリストは予想しています。
なお、この数字はハードウェア販売だけのものか、独自のファームからの収益と暗号通貨の価格の高騰のキャピタルゲインが含まれているかは定かではありません。
個人的には2.5billionの数字はそれらを含んでいないのではないかとも思っていますが、どちらにせよ、暗号通貨業界で最も利益を獲得した企業であることは間違いありません。

また、こちらでも説明しましたが、BitmainやCoinbase、Binanceは人類の産業史上で最速で成長をしている企業です。この事実はもっと認識された方がいいと思っています。

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なお、上場で資金調達をする場合には、機械学習用のチップの開発やマイニングファームのエリア拡大を目指すとしています。

Canaan Creativeが香港証券市場に上場申請

Bitmainの上場の可能性は示唆されましたが、具体的なスケジュールは特にありません。

より具体的なものとして、マイニングファームウェア販売業界2位のCanaan Creativeが香港証券市場に上場を申請しています。
最速では、7月にも上場承認がされ、市場で取引が開始されます。
引き受け証券会社として、Morgan Stanley,、Deutsche Bank AG、 Credit Suisse Group AG、CMB International Capitalが連ねています。

Canaan Creative社の上場が実現をすると重要なイベントになります。

これらの解説とその他のマイニング関連の重要なニュースが重なっているので、それらを纏めています。

■目次
Bitmainが上場の可能性を示唆
マイニングハードウェア業界2位のCanaan Creative社が香港証券市場に上場申請
GMOが7nmのマイニングマシンを販売
データセンター領域から大きなプレイヤーの参入
北米へのマイニングファームの移行
マイニングハードウェア企業が上場をする意味
総論、ビットコインの価格ハッシュレートは過去最高

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