ウォレット/その他

Ethereumのコントラクトウォレットの解説。これから大きく変わるウォレットの仕組みとユーザー体験について。

d10n Labでは、レポート「Ethereumのコントラクトウォレットの解説。これから大きく変わるウォレットの仕組みとユーザー体験について。」を配信しました。

前提

コントラクトウォレットという種類のウォレットが注目しています。
本レポートではこの仕組について解説します。
コントラクトウォレットとは、その名称の通り、スマートコントラクトを実行できるユーザーが使用をするウォレットのことを指し、モバイルウォレットやデスクトップウォレットがいくつかリリースされています。
コントラクトウォレットについては、下記のレポートでも一部触れていますが、本稿ではより詳しく触れます。

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抑えておくべきEthereumのアカウントについての基礎知識

前提基礎知識として、Ethereumはアカウントベースのブロックチェーンです。
0x~で始まる20バイトのアドレスは、全てアカウントに結びつき、それぞれのStateを保持しています。
このEthereumのアカウントには、EOA(Externally Owned Account)とコントラクトアカウント(Contract account)という2つのアカウントがあります。ど

EOAはBitcoinの公開鍵のように普通のアカウントであるとイメージすると分かりやすいです。
今までユーザーが使用するウォレットで作成をしたEthreumアドレスは、ほとんど間違いなくこのEOAです。
EOAは秘密鍵の署名でコントロールされており、署名によりトランザクションを作成できます。コードは持ちません。
EOAから他のEOAに対しては、ETHやERC20などのトークン(value)をメッセージとして送信するトランザクションが作れます。

これに対して、コントラクトアカウントはコードを保持し、スマートコントラクトが機能します。
ICOの入金アドレス、MakerDAOの担保プール、Compoundのマネーサプライのアドレスは全てコントラクトアドレスです。

コントラクトアカウントの特徴として、コントラクトアカウントは自身でトランザクションを作ることができません。しかし、コントラクトアカウントは、EOAから受け取ったトランザクションの指示に従って、インターナルトランザクションを生成することができます。

つまり、今まで、EOAはユーザーがウォレットとして持つアカウントで、コントラクトアドレスはアプリケーション側が持つアドレスでした。
しかし、このコントラクトアドレスをユーザーのウォレットとして使用しているウォレットプロバイダを総称して、コントラクトウォレットと呼びます。

d10n Labで配信したレポート全文では、コントラクトウォレットの仕組み、将来可能にしうるEthereumのユーザーエクスペリエンスの考察を付け加えます。

目次
*前提
*抑えておくべきEthereumのアカウントについての基礎知識
*EthereumウォレットのUXの向上を期待できるコントラクトウォレット
*2019年時点でリリースしているコントラクトウォレットの事例
*これから考えられるユーザーエクスペリエンスやアイデア事例
*総論

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