Ethereum

Ethereum2.0 コンプリートガイド(2019年7月版)。EthereumのPoSへの移行はどのように行われるか。

d10n Labでは、レポート「Ethereum2.0 コンプリートガイド(2019年7月版)。EthereumのPoSへの移行はどのように行われるか。」を配信しました。

前提

本レポートでは、EthereumのPoSの移行、Ethereum2.0(Serenity)について解説をします。
EthereumのPoSの移行は長い間、議論されているトピックですが、いよいよその移行の第一段階が始まるタイミングに差し迫っています。
Ethereum2.0についてd10n Labの過去のレポートでも取り上げてもいますが、やや情報が古くなっている部分もあるので、本レポートで2019年7月時点での全体像を改めて取り上げることとします。

これまでのEthereumの開発と現在地点について

前提知識としてEthereumのこれまでの開発や、開発プロセスについて触れます。
Ethereumは、ホワイトペーパーリリース時点から4段階のフェーズに分けて開発されることが発表されていました。
その後、実際にはその4段階のフェーズは更に細分化されてリリースされています。

・Frontier(2015/07)
・Homestead(2016/03)
・Metropolis-phase 1: Byzantium(2017/10)、Metropolis phase 2: Constantinople(2019/02)
・Serenity: Ethereum2.0(2020-2024?)

さらにMetropolisとSerenityの間には、Ethereum1.xと呼ばれるIstanbul(2019/10)などのアップデートが予定されています。
Ethereumはこれらの大型アップデートが行われる度に双方互換性のないクライアント、つまりハードフォークを伴うアップデートを行いネットワークの開発をしています。
この際、ハードフォークによって互換性のないクライアント、つまり古いチェーンはアップデートの度に破棄されています。
PoSの移行は、Serenityのアップデートに含まれ、PoS導入はホワイトペーパーリリース時点から予定されていたロードマップです。
SerenityとEthereum2.0、Eth2.0などの単語は明確な定義はありませんが、それぞれほとんど同一のものを指すと捉えて良いでしょう。
後述しますが、Serenity: Ethereum2.0を2020-2024?と表記したように数年の長い期間をかけて行われます。
ゴールはPoSへの完全移行や、eWASMという新しいバーチャルマシンの実装、シャーディングの実装です。
現時点のEthereumの数千倍の処理能力を目指します。

本レポートでは以下を解説します。

目次
*前提
*これまでのEthereumの開発と現在地点について
*Ethereumの各アップデートのプロセスについての詳細手順
*Ethereum2.0のアーキテクチャとデザインゴール
*Ethereum2.0を分解した各フェーズ。および明らかになっているスケジュール。
*フェーズ0:Beacon Chainのローンチ、Casper FFG
*フェーズ1:Sharding、Cross-Link
*フェーズ2:eWASM
*Ethereum 1.xのロードマップ
*レイヤー2の開発(Plasma、State channel、サイドチェーンetc)
*PoSのステーキングに参加してバリデータになるには
*ETHのインフレーションレート
*フェーズ2まで到達したEthereum2.0はどのくらいのトランザクション性能があるのか?
*Ethereum2.0の主要クライアント
*不明点や懸念点
*総論
*参照リンク

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