社会考察・未来予想

ブロックチェーン・Programable Moneyが浸透すると世の中はどうなるか?2030年の世界をイメージしたフィクション

d10n Labでは、レポート「Programable Moneyが浸透すると世の中はどうなるか?2030年の世界をイメージしたフィクション。」を配信しました。

前提

Ethereumコミュニティでは「Programable Money」という言葉が頻繁に使われます。
直訳をすると「プログラム可能なお金」ですが、実際にこれはスマートコントラクトで可能になることを表す良い言葉です。
本レポートでは普段と趣向を変えて、ストーリー仕立てでProgramable Moneyが可能にする世界観を描いてみます。
10年後の2030年の世界という設定で、Programable Moneyが可能にすることをフィクションです。

ブロックチェーンが普及すると世の中どうなるのかというような質問をたまにされるので、最もイメージしやすい方法なのではないかと思います。

プログラマブルマネーの世界での銀行口座や預金の概念

2030年、Aさんは従業員数名の会社を経営しています。
Aさんの会社では最近は会社の現金を銀行口座ではなく、その大部分をStablecoinで管理しています。
このStablecoinはパブリックブロックチェーン上で発行されています。
従業員への給与もこのStablecoinで支払えます。
パブリックブロックチェーン上のStablecoinは、数年前まではプライバシーの関係でビジネスで利用することは難しかったですが、今では秘匿送金が簡単になり、取引先の支払いなどでも利用しやすくなりました。
銀行口座よりStablecoinで会社のお金を管理すると様々なメリットがあります。

例えば、取引先から請求書が届いた際に、電子署名をします。
この電子署名によってスマートコントラクトが執行され、支払い期日になるとアカウントから自動的に支払いがされます。
署名をした時点で、残高がある限りは期日に支払われることが取引相手も確認でき、支払い忘れなどがなくなりました。

銀行口座を使わなくなってさらに良い点は、Aさんが使用しているStablecoinの保管サービス(ウォレット)では金利が3%もつくことです。
預けている残高の50%をスマートコントラクトを用いたレンディングに常に貸出されるように設定しているからです。
貸出先は200%以上の暗号資産担保をスマートコントラクトにデポジットしていることを条件にしており(MakerDAOやcompound
などと同じ)、貸し倒れするリスクは極めて低いです。
銀行では、融資は相変わらず対面の審査をしており低金利ですが、スマートコントラクトのレンディングではリスクの許容範囲をプログラミングしながら地球の裏側にでも融資ができます。
この裏側の仕組はコントラクトウォレットと呼ばれるスマートコントラクトを用いたウォレットサービスですが、最近はユーザーも裏の仕組みを意識しなくなりました。

レポートと全文では下記を解説しています。

目次
*前提
*プログラマブルマネーの世界での銀行口座や預金の概念
*プログラマブルマネーの世界での金融サービス
*プログラマブルマネーな世界でのローン契約や証券取引
*最後に

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