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Ethereumのウォレット、DAppsのUI/UXは将来どのように解決されるか。マスアダプションを実現するための様々なアプローチ。

d10n Labでは、レポート「Ethereumのウォレット、DAppsのUI/UXは将来どのように解決されるか。マスアダプションを実現するための様々なアプローチ。」を配信しました。

前提

本レポートでは、Ethereumのウォレット、DAppsのUI/UXは将来どのように解決されるか、マスアダプションを実現するための様々なアプローチの紹介します。
Ethereum上のアセットの管理、およびEthereum上のDAppsと呼ばれるもののUI/UXは依然アーリーアダプター層以下の人には使いづらいものになっています。
DAppsのトランザクションは、全てトランザクション手数料がgas(ETH)が必要であり、サービス提供者としては、ユーザーがETHを持っていることを基本的に前提にしてアプリケーションを設計しなくてはなりません。
この設計が限らない限り、Ethereumのアプリケーションの潜在ユーザーはETHを持っている人に限られることになり、対象ユーザーが非常に狭まります。
秘密鍵の保管も同様であり、全ての人が秘密鍵を保管するリテラシーを持つわけではありません。

こういった課題は長く業界で議論が行なわれており、様々なアプローチが行なわれて、解決策を実装したプロダクトも出始めています。

今回のレポートではそういった事例から様々なものを取り上げます。
具体的には、Meta Transaction、StateChannel、Fiat On Rump、Social Recoveryといった取り組みを既に実現しようしているアプリケーションやプロジェクトの紹介、他秘密鍵を意識させない方法など様々なものを紹介します。
取り上げる範囲が網羅的であるため、各トピックの詳細な技術解説は出来ないですが、Ethereumのユーザーエクスペリエンスが将来どのように変わっていくかを想像出来るレポートになるはずです。

暗号通貨を持っていないユーザーでもDAppsのユーザーに(Fiat On Rump)

完全に初心者のユーザーがブロックチェーンのアプリケーションを触る場合、今であれば、まず取引所のアカウントを登録して本人確認を済ませて、銀行口座から振込をして、ETHを手に入れて、それをインストールしたMetamaskに移すということをしないといけません。
これは興味を持ち始めた新規参入者が実際にユーザーになるまで、非常に大きいハードルになります。

この課題を解決するためにいくつかの企業が、DAppsと法定通貨のゲートウェイを提供しています。
米国を拠点にするWyreは、Fiat On Rumpという触れ込みでWyre SDKを発表しています。

On Rumpとは、通常、高速道路の入り口のランプなどを指し、WyreのSDKは、クリプトの世界の入り口というような表現と言えます。
DAppsやDEXのプロバイダは、このSDKを通して、わずか10行程度のコードを自社サービスに埋め込むだけで、ユーザーは法定通貨でETHを購入できます。
さらにKYCも実行がされ、規制に遵守した形で、アプリケーションプロバイダは、これまでETHを持っていなったユーザーの受け入れが出来ます。

Wyreは、これと合わせて、NFTを用いたコンプライアンストークンも配布していることは下記のレポートで解説しました。

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クリプト特有のアプリケーションと一般ユーザーの橋渡しをするようなサービスであると言えます。

d10n Labで配信したレポート全文では、このようなDApps周りの様々なツールや取り組みを概観しています。

目次
*前提
*暗号通貨を持っていないユーザーでもDAppsのユーザーに(Fiat On Rump)
*トークンの送信にETHはいらなくなる(MetaTransaction)
*レイヤー2上のEthereumのアプリケーション(State Channel etc)
*DAppsのユーザーエクスペリエンスを改善するツール
*将来のEthereumウォレットのUXを予感させるArgent
*総論

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