VC・ファンド

著名クリプトファンドのMulticoin Capitalの2018年の年間報告書を読む

Multicoin Capitalの2018年の年間報告書

Multicoin Capitalは、テキサス・オースティン拠点に2017年8月創業をしたa16zやUnion Square Venturesなども出資するファンドです。
Kyle Samani、Tushar Jainがマネージングパートナーを務めます。
Multicoin Capitalは、プロジェクトの初期に投資をして長期間ホールドをするVC的な投資と、売買をするヘッジファンド的なトレードも両方行うファンドです。
同ファンドの規模は1号ファンドが$100M、2号ファンドが$250Mです。

同ファンドについては、過去にはこちらのレポートで記事を出しています。https://junyahirano.com/project_list_invest_from_crypro_fund/

また、2018年中頃からはEOSへのコミットメントも増やし、9月にはグループ企業でBlock Producerを目指すことも発表しました。
より正確にはファンドに紐づく関連会社であるAURORA EOSを設立し、そこに同社のリサーチャーであったMyles Snider氏が出向をする形になります。
EOSのバリデータとしてエコシステムに深く入りながら、バリデータとして収益も得るという戦略です。
これらの動きについても過去のレポートで触れています。

さて、このMulticoin Capitalが、2018年の年間報告書を公開しています。

*Multicoin Capital 2018 Annual Letter
https://www.slideshare.net/mikedudasjr/multicoin-capital-2018-annual-letter-129215671?ref=https://www.theblockcrypto.com/2019/01/25/short-strategy-helped-multicoin-capital-post-solid-2018-results/

通常、ファンドの年間報告書はファンドの出資者向けに送るもので、一般公開することは珍しく、筆者個人としてもいずれかのファンドの年間報告書を手に入れてもこういった場で解説することは普段は難しいです。
今回は年間報告書が一般公開されているため、要約および考察をしていきたいと思います。
Multicoin Capitalは、米国のクリプトファンドの中では、有数のファンドの一つであり、そういったファンドがどのような運用をし、今後の方針をどのように捉えているかを概観することは参考になるでしょう。

*Multicoin Capital 2018 Annual Letter
https://www.slideshare.net/mikedudasjr/multicoin-capital-2018-annual-letter-129215671?ref=https://www.theblockcrypto.com/2019/01/25/short-strategy-helped-multicoin-capital-post-solid-2018-results/

d10n Labで配信したレポート全文では、この年間報告書の要約と考察を行いました。

同報告書は、プロのヘッジファンドが2018年にどのような運用をし、2019年に何を見据えているか非常に良い教材です。

目次
*Multicoin Capitalの2018年の年間報告書
*Multicoin Capitalの2017年10月の創業からの成績
*Multicoin Capitalの最も大きかった利益
*Multicoin Capitalの最も大きかった損失
*Multicoin Capitalの2019年の展望
*Multicoin Capitalのアニュアルレター全体への考察
*総論

(続きは、d10n Labコミュニティに入会してお読みください。)
一度研究所に、ご入会して頂くとd10n Labの過去の650本以上のレポートやコラムが全て閲覧できる他、定期的に行なっている収録イベントの過去ログ、不定期で行っているイベントなどにアクセスできます。

暗号通貨とブロックチェーンは、インターネット以来の大きいイノベーションであり、私たちの世代にとって最も大きいインパクトを与えパラダイムシフトを起こすと考えています。

d10n Lab(ディーテンエヌラボ)は、未来を思考する離合集散的なリサーチコミュニティです。

暗号通貨のこと全般・投資リテラシー・移住など多様なトピックを扱うほか、嗜好が近いメンバーとも出会える場を目指しています。読みたいレポートをリクエストしたり、リサーチャーがマネタイズできるリサーチプログラムもあります。