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信用が不十分な二者間でスマートコントラクトで契約を結ぶAtstakeの概要

d10n Labでは、レポート「信用が不十分な二者間でスマートコントラクトで契約を結ぶAtstakeの概要」を配信しました。

前提

本レポートでは、Atstake(参照: https://atstake.net/ )の概要を解説します。
Atstakeは、十分にお互いを信用できない人間2名が契約を結ぶ際に、スマートコントラクトを利用して契約するアプリケーションです。
スマートコントラクトには、取引に参加をするそれぞれのユーザーが担保金をデポジットして、その担保を証明してお互いの不足している信用を補うというものです。

Atstakeの概要

従来、十分にお互いを信用できない人間2名が契約を結ぶ際には、エスクローサービスや裁判を扱うということが一般的でした。
しかし、これらは手軽に使えるような手段ではありませんし、費用が高額になる場合もあります。
また、国境を跨いで取引するようなインターネット上の商取引などでは、それらの方法は不向きです。
Atstakeでは、取引をする両者がお金をスマートコントラクトにデポジットをして、プログラムがエスクローを担います。
スマートコントラクトは取引に参加する誰もが一人では引き出すことはできず、他の第三者が引き出せるわけでもないスマートコントラクトでEthereum上で構築されます。
デポジットが出来る資産は、執筆時点でETH・DAI・USDCです。
コードはオープンソース(参照: https://github.com/atstake/atstake )で、デポジットした資産にカウンターパーティーリスクは存在しません。
Atstakeによる契約締結は、2of3のマルチシグコントラクトをベースにしています。
あらかじめ設定した3人の秘密鍵の署名がない限り、コントラクトにデポジットした資産は動かせません。
2名で行う取引の場合、もちろん1名ずつが自身の秘密鍵を保持しています。あと1つの秘密鍵は仲裁人のものです。
後述しますが、もしAtstakeで締結した契約で取引のトラブルが起きた場合は、あらかじめ設定した仲裁人がスマートコントラクトに介入をします。

目次
*前提
*Atstakeの概要
*Atstakeのユースケース
*Atstakeで契約締結から取引完了までの手順
*紛争時の解決、仲裁人
*総論

 

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