イスラエル滞在レポート:中東のシリコンバレーとも呼ばれるユダヤ人国家の暗号通貨事情・生活環境など

先日までイスラエルに一ヶ月ほど滞在していました。
スタートアップネイションとも呼ばれ、同国のテック企業は日本でも注目が高まり、特にイスラエル軍出身の人が起業するセキュリティ系などは、ここ最近毎年のように巨額のM&Aがされていることに驚かなくなっています。
ビットコインやブロックチェーンの文脈でも、BancorやWINGS、STOX、Getgemsといったプロジェクトは全てイスラエル発ですし、こういったICOを行って目立ったプロジェクト以外でもイスラエル企業は多いです。

僕も各国のビットコイン・ブロックチェーンコミュニティに自分の足で訪れるということを繰り返していますが、イスラエルのコミュニティはかなり特殊です。

起業大国だけあり、現在の暗号通貨のトレンドに乗っかり自身でプロジェクトを立ち上げている人は多く、滞在中だけで名刺交換をしたプロジェクトは50を超えていました。

滞在中は、イスラエルのプロジェクトは大体繋がったかな?と思っても、その後日また興味深いプロジェクトを紹介してもらうなんてことが、しばしばあったので本当に層が厚い国だと思います。

テルアビブ市内にあるビットコインの店頭販売店舗

マイニング関係の事業を行う企業。

トークンの流動性を解決するプロジェクトであるBancorのオフィス

VC主催のイベント

■イスラエルの建国の歴史とユダヤ人

イスラエルは中東に位置する人口850万人の国家です。

アラブ諸国に囲まれていますが、同国はユダヤ教国家であり、世界中に離散し、また、迫害にもあっていたユダヤ人が集まって建国された国です。
1947年に、パレスチナをユダヤ人の土地とアラブ人の土地に分けえようという分割案が国連に決議され、イスラエルという国が出来、ユダヤ人にとって念願の自分たちの国家ができるに至ります。
大戦中、ナチス政権において600万人のユダヤ人を殺害されていますが、そういったユダヤ人が集まって建国された国というのは、実際に重いものがあります。

今でも全てのユダヤ人は、犯罪歴などがある場合を除いて、ほぼ無条件でイスラエルに移民を出来ます。
第二次世界大戦が終わり1948年に建国された当時は人口は60万人だったというのだから、現在の人口850万人まで人口が増加していることを考えるに、毎年かなりの数の移民を受け入れ続けてきたことになります。

イスラエルへ移民することにおけるユダヤ人の定義は簡潔には


・ユダヤ教徒に改宗をした人


・または、ユダヤ人の子か孫

です。

一般的にユダヤ人の定義は、ユダヤ教徒であるかどうかで区別されることが多く、そういった意味で血統人種的にはダイバーシティともいえる側面はあります。
ですが、やはりユダヤ人が結婚をするのはユダヤ人、またはユダヤ教徒に改宗し新しくユダヤ人になった人が多く、その点では間違いなく、ユダヤ人という人種があると言えます。
結婚によってユダヤ人になる例だと、例えば、トランプ大統領の娘であるイヴァンカ氏は婚姻を期に改宗して、ユダヤ人となっています。
ユダヤ人が優秀であるということは、度々触れられますが何世代も前から、他の宗教で嫌われた金融業や科学技術に長く触れてきて子孫を残しているので、世代を通した優位性が認められるという意見も少なくありません。
ユダヤ人が優秀であるというのはノーベル賞の受賞者数や、アメリカで成功する数々のユダヤ人を見れば、否定はできません。

■イスラエルの主要都市・テルアビブ

簡単に建国の歴史に触れたところで、実際にイスラエルに来てみると、テルアビブ市内の治安面に関しては驚くほど安全であることに気付きます。
イスラエルテックカンパニーの多くがここテルアビブにオフィスを構えます。

政情不安や治安などで、日本からは危ないというイメージが先行するイスラエルですが、テルアビブ市内は、夜に一人で歩いていて、狭い路地などに入らない限り、問題になることはなさそうです。
また、スリなどもあまりなく、ホームレスの数も全くいないわけではありませんが、その数は他の先進国都市よりは感覚として少ないです。
ブルーワーカーの人もどこか身なりが整っている印象があることも特徴です。

また滞在をすると感じることですが、ここテルアビブでは肥満体型の人が非常に少ないということが目立ちます。
というのも、市内には脂っぽい食べ物を提供している飲食店は非常に少なく、野菜はオーガニック表記が非常に多いです。
野菜は食べてみても全体的に日本の野菜より味が濃く美味しいものが多く、市内の至る所で野菜屋さんがあります。

国土の60%が乾燥地帯であっても食料自給率90%を越える同国の農業技術は、注目を集めることが多いですが、その凄さは嘘ではないということを証明していると言えます。

また、市内生活の環境はコンパクトシティであり、徒歩や自転車でも市内の多くのところにアクセスができます。
地中海に面している都市でもあり、中心地から中々綺麗なビーチに簡単にアクセスもできる良い都市だと言えます。

運営中の研究所サロンでは、イスラエルについて、更に詳しくレポートを配信しました。
・生活コスト
・イスラエル経済
・イスラエルのビットコイン事情・規制など
・イスラエルの暗号通貨プロジェクトなど
・イスラエルの税制
・イスラエルが中東のシリコンバレーと言われる実態
・ユダヤ人に対する個人的な印象などその他

などをはじめ、他では聞けない内容も多い内容となっています。
それぞれ面白いレポートになっていますので、ご興味ある方は、是非研究所サロンに入会してお読み下さい。(入会はこちらから)

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