Ethereum

単一のブロックチェーンの中でどのようなトークンに価値がつくか。ミドルウェアプロトコルはなぜ重要か?

本レポートでは、ブロックチェーンのスマートコントラクトプラットフォーム上にあるどの領域に価値が集約をするか考えます。

何故、ミドルウェアプロトコルに価値がつくのか、価値が集約しやすいトークンモデルについて因数分解を進めます。
個人的にも現在、最も関心があるトピックの一つであり、オーバービューを共有します。

ETHとERC20トークンの価格がデカップリング。ERC20の時価総額>ETHの時価総額に。

執筆を行なっている11月初旬現在、ETHの価格は今年の下落トレンドから大きな反転を出来ずに200ドル強で横ばいな期間が続いています。

しかし、この間、一部のERC20の価格が上昇しており、ETHとERC20トークンの価格相関に明確なデカップリングが確認できます。
BATやZRXが、coinbaseに上場をしたことをきっかけにこれらをのトークンが買われていることも要因としては大きいです。

そして、それに伴い、EtheruemのネイティブトークンであるETHの時価総額を、Etheruemのネットワーク全体のERC20の時価総額を超えています。
ETHの時価総額が約40%に対して、ERC20の時価総額が約60%形成されています。

参照:https://unbankd.co/2018/10/28/erc20-token-market-cap-outpacing-ethereum-market-cap/

現在、最も価値がついているERC20トークンは上から順番に下記のようになります。
・Binance Coin(BNB)
・OmiseGo(OMG)
・Maker DAO(MKR)
・ZRX(0x)

この内、Binance Coin(BNB)、OmiseGo(OMG)に関してはあ、将来、独自チェーンに移行をする予定です。
つまり、純粋にEtheruem上の経済圏を構築するトークンとして存在していて、Ethereum上で最も価値が高いトークンが、Maker DAO(MKR)とZRX(0x)の2つであるということになります。
Maker DAO(MKR)は、Ethereum上のStablecoinであるDAIの裏側にあるガバナンス参加がメインに機能のトークン、ZRX(0x)はEthereum上のDEXプロトコルである0xのガバナンスに参加をできるトークンです。

これらをEtheruemという1stレイヤーのプロトコル上にある、1層上のプロトコル、「ミドルウェアプロトコル」と定義します。
この2つが、Ethereum上で最も価値がついているトークンということになります。

ミドルウェアプロトコルとは何か。

ミドルウェアプロトコルについて、PlaceholderのChris Burniskeが下記のTweetで、その重要性を解説しています。

まず、ミドルウェアプロトコルは、開発者ツールとしてドライブさせるプロトコルであり、コンセンサスレイヤーである1層目ブロックチェーンに価値を付加するものです。
つまり、エンドユーザーが使用するアプリケーションと1stレイヤーのブロックチェーンの間に位置をし、開発を加速させるための存在です。

Ethereumという1stレイヤーと、RaerRelayなどのDEXリレイヤーの間に、0xプロトコルがあり、0xはDEXリレイヤーの開発を加速させています。
ミドルウェアプロトコルは、そのさらに上のレイヤーのアプリケーション層の開発コストを低く、スピードを早めます。

Chris Burniskeは、多くの開発者が、このミドルウェアプロトコルに慣れ親しんで今後開発をするだろうと予測をし、さらに彼の直感では、このミドルウェアプロトコルの価値の総量は、1stレイヤーを超えて成長をするだろうと予測しています。
Chris Burniskeは、このミドルウェアプロトコルに該当をするプロジェクトを、Zeppelin、0x、Aragon、Gnosisなどを挙げています。

コンセンサスレイヤーでは、アプリケーションの規格や開発者向けの環境規格などは合意がとることは難しく、その上のレイヤーでミドルウェアプロトコルを構築し、競争をするようなイメージとなります。
おそらく、このレイヤーの整備はアプリケーション層をドライブさせるのに不可欠な存在であり、今後も重要なレイヤーであり続けるであろうと個人的にも考察しています。

このレイヤーについてより詳細な考察を試みたものが本レポートです。

全文は、d10n Labで配信をしています。

目次
*ETHとERC20トークンの価格がデカップリング。ERC20の時価総額,>ETHの時価総額に。
*ミドルウェアプロトコルとは何か。
*上位ERC20のトークンを統計して、価値がどこに集中しているかの検証
*ZRXやMKRのトークンになぜ価値がつくか、評価算定の仮説
*価値がつくトークンの特徴
*総論

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