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VCの新しいモデルを提案するブロックチェーンプロジェクト、Venture Networkから得られる思考実験

d10n Labでは、100% YUKIさんによる寄稿レポートを配信しました。

昨今、証券トークン(security token)が暗号通貨領域で注目を集めています。
過去に、証券トークンに関連するレポートはいくつか配信しています。

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証券トークンの応用モデル

現実世界の様々なアセットをトークンに乗せた証券トークンは、今後飛躍的に伸びていくと思われます。
株式をトークン化するものや、現実のアセットに紐づくトークン一般的に総称しています。

証券トークン系のプロジェクトがテイクオフをしてまだ日も浅いですが、すでにいくつかより応用性の高いプロジェクトも考案されている段階にあります。
Venture Networkは、ベンチャーキャピタルの新しいモデルを目指すプロジェクトで、思考実験としては興味深いので、取り上げます。

https://venturenetwork.io/

Venture Networkは、スタートアップが抱える資金流動性の欠如とリスクの問題を、証券トークンとスマートコントラクトにより解決し、スタートアップエコシステムの構築を目指すプロジェクトです。

スタートアップの資金調達における現状の課題

Venture Networkは資金調達におけるどのような問題を解決しようとしているのでしょうか。

まずは彼らが指摘する現状の課題を確認します。

1)エクイティアセットの流動性の欠如
投資家や起業家が投資益を得るためには、通常、会社を売却するか買収されるといった局面になるまで待つしかありません。そこにたどり着くまでには、10数年、あるいはもっと多くの時間が必要となり、この間エクイティアセット(株式などの資産)の流動性がない状態となります。

2)多様なリスク
資金調達した起業家は、数年に渡ってその資本を自社に集中させることになります。しかし、それはリスクの分散ができていない状態とも言えます。投資家は複数のベンチャーに分散投資することでリスク分散できますが、多くは失敗に終わるか、あるいはエグジットできない状態となります。
これに加え、投資家も起業家も、彼らのスタートアップが成熟・成長していく中でどれくらいの価値が生じているのか、途中経過を観察することができません。

3)良い取引条件に出会える可能性が低い
常に最高の取引条件に恵まれる投資家というのはごく少数です。良い投資条件であるほど、大口投資家にしか機会が巡ってこなかったり、起業家の周囲のごく限られた人にしか声がかからなかったりします。

目次
■Venture Networkの概要
■資金調達における現状の課題
■Venture Networkはどのように課題を解決するか
■ベンチャートークンを取得する5つの方法
■ベンチャートークンの分配比率
■ベンチャートークンのICO
■主要メンバー
■所感(メリットとデメリット)

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