ビジネス・社会考察、その他

暗号通貨業界で最大のトラフィックを誇るCoinMarketCapの概要、ビジネスモデル、将来性

d10n labでは、過去に、coinbase・Binance・ConsenSys・USエリアのファンド群などの、ブロックチェーン業界の重要な企業をレポートしてきました。

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また、スマートコントラクト監査・ペイメントプロセッサ企業・トークン設計診断の企業など事業ドメインごとにも企業を過去にレポートしています。

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今回のレポートでは、これまで、すでにビジネス面で地位を築きつつありながらも、企業の詳細はよく知られていない業界企業を複数レポートを配信します。
業界ですでに成立しているモデル事例の認知と分析として、お役立てください。

本レポートでは、CoinMarketCap( https://coinmarketcap.com/ )について扱います。
業界の誰もが使っているサイトであり、最大のトラフィックを持ちながらも、その運営者についてはほとんど知られていないこのサイトについて分析します。

CoinMarketCopについて

おそらく説明不要だと思いますが、CoinMarketCopは、暗号通貨業界では非常に馴染深いサイトです。

主には、各暗号通貨とトークンの時価総額ランキングを出していることがメインの機能であり、徐々に機能を追加させてきました。

・時価総額ランキング

・取引所ごとの出来高ランキング
・ビットコインのドミナンス
・過去のある時点での出来高のスナップショット

・トークンをクリックしたらwebサイト
・エクスプローラ・ホワイトペーパーへのジャンプ
・グローバルのブロックチェーンカンファレンスのカレンダー

・ブロックチェーン業界の用語集

などが利用できます。

このように見ていくと、CoinMarketCopは、価格チェックだけでなく、総合ポータルサイト的側面も増えていると言えます。

業界最大規模になるCoinMarketCopは、すでに高い影響力を持っており、2018年12月には韓国のビットコイン価格が、グローバルの他の国より高くなっているとして、平均価格が出せなくなることから、同サイトから一時削除した際、相場に影響を与えるなどということが発生しています。

他にも、フェイクボリュームの取引所を同サイトの出来高順位などを取り下げるなどを過去に行なっており、実際、トラフィックが高いこのサイトの挙動は、各取引所のユーザー動向に少なからず影響を与えることになります。
創業から5年になる同サイトは、今年になってモバイルアプリもリリース、今まではなかったブログを開設するなど、今年になって事業を拡大する意思が感じられれます。

CoinMarketCopのマネタイズモデル

同サイトのマネタイズモデルは下記です。

・広告


メインのマネタイズは、基本的に広告モデルです。
サイトの広告枠には、常にブロックチェーン関連の広告が挿入され、最近は見ないですが、2017年にはICO広告も一部掲載されていました。

約1年前の時点で2000ドル/日がミニマムだったと言われています。
執筆時点でサイトの問い合わせフォームから広告出稿は、予算ミニマム5000ドルから相談ができるそうですが、広告位置や期間は開示されていません。

・有料API

CoinMarketCapは、今年8月からプロフェッショナルAPIの販売を始めています。
https://pro.coinmarketcap.com/pricing

購入者は、CoinMarketCapの持つデータセットにアクセスができ、トレーダーや事業者が使うことを想定しています。
事業者の使い方としては、CoinMarketCapのプロフェッショナル用のグローバルチャートデータを元にレポートを作成したり、ウォレット業者だとしたらそのチャートをアプリ内に埋め込んで使用するなどが利用事例として考えられます。
今後、Live price streaming、Gainers/Losers、Social data、Whitepaper search、Charts snapshot、Most watchlistedなど様々な機能を追加していくとしています。

・Changelly


CoinMarketCopのサイトには、「Buy CryptoCurrency」というリンクがあり、クリックをすると交換サイトのChangelyに飛び、アフィリエイトリンクになっています。
CoinMarketCop自身が取引所を行なっているわけではないですが、これほどトラフィックがあるサイトならば、そこそこに収入があるのではないかと推測されます。

・寄付

サイト下部には、ビットコインのアドレスを貼った寄付リンクが貼られています。
これは昔の名残とも言えますが、2014年頃までは、業界は今より牧歌的側面があり、寄付リンクに数BTCが投げ込まれることもありました。(当時のビットコイン価格は3万円程度)
初期は、ビットコインの投げ銭が収入に結構寄与してたはずです。

d10n labで配信をしたレポート全文では、同サイトのビジネスモデルや将来性についてさらに詳しい分析を試みています。

目次
■CoinMarketCopについて
■CoinMarketCopのマネタイズモデル
■CoinMarketCapの規模感、彼らのトラフィックは実際どれくらいすごいのか。
■創業者や会社概略
■CoinMarketCapのようなサイトは、今後どのような事業展開が可能かを思考する
■総論

(続きは、d10lab研究所サロンに入会してお読みください。)
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暗号通貨とブロックチェーンは、インターネット以来の大きいイノベーションであり、私たちの世代にとって最も大きいインパクトを与えパラダイムシフトを起こすと考えています。

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暗号通貨のこと全般・投資リテラシー・移住など多様なトピックを扱うほか、嗜好が近いメンバーとも出会える場を目指しています。読みたいレポートをリクエストしたり、リサーチャーがマネタイズできるリサーチプログラムもあります。

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