書評

[2018年版]ビットコイン、ブロックチェーンを学ぶための優良な書籍10冊を厳選して紹介

以前に、こちらの記事で、初心者が「ビットコインってそもそも何?」と学ぶための読むべき書籍を3冊紹介しました。

あわせて読みたい
ビットコイン・仮想通貨に興味を持った初心者に、絶対にお勧めできる本を3冊だけ挙げてみます。ビットコインや仮想通貨本が増えてるけど、なにから読もうか迷う方も多いのではないのでしょうか。 自分が、これから興味持った人に絶対に...

こちらの記事では、もう一歩深く踏み込んで、よりビットコインとブロックチェーンを学習したい人向けの書籍を集めました。
2018年時点で販売されている日本語の書籍で、これは人に勧められるというものだけを10冊選定しました。

大変残念ですが、インターネット上の情報はもちろん、最近多々出ている暗号通貨関連の書籍でも品質に大変疑問を感じる本は少なくありません。

10冊選定したところ、偶然ですが、基礎的な知識を学べる本、経済学的な本、技術、社会や思想よりに傾倒したものでバランスも整いました。
いずれも優良な書籍なので、参考にしてください。

1. ビットコインはどのようにして動いているのか? ビザンチン将軍問題、ハッシュ関数、ブロックチェーン、PoWプロトコル

ビットコインの基礎的な仕組みを知るための本です。
2014年時点で、日本語かつ、kindleなどのフォーマットで、ビットコインとブロックチェーンの仕組みが正しく理解できるおのはありませんでした。
当時お世話になった人も多いはず。
今読んでも、情報は古くありません。

2. デジタルゴールドービットコイン、その知られざる物語

仕組みを知ったら、次に読むと面白いと思う本がこちらです。
2009年から2014年のビットコインを取材した本で、どのような思想から生まれ、どれだけの人が関わってきてかたかが分かります。
トレード目的だけでビットコインや暗号通貨に興味を持った人には、特に読んでほしいです。

デジタル・ゴールド--ビットコイン、その知られざる物語
日本経済新聞出版社 (2016-10-21)
売り上げランキング: 8,843

3. 中央銀行が終わる日: ビットコインと通貨の未来

経済学者である著者が、ビットコインが何故価値があるか(PoW)を考察したり、半減期の硬直的なスケジュール、通貨としては供給方法が欠陥である点を指摘した点です。
PoWやPoSの議論、暗号通貨におけるエコノミクスの議論がされるべき時は多々ありますが、その際、この本に書いてあるようなことについては、前提知識と持っておきたい内容です。

中央銀行が終わる日: ビットコインと通貨の未来 (新潮選書)
岩村 充
新潮社
売り上げランキング: 14,613

4. ブロックチェーンアプリケーション開発の教科書

開発者向けの本ですが、非常に基礎的なノードの建て方などから網羅しており、書き方も非常に丁寧です。
コードを少し書いてみたいという非エンジニアも読める内容です。

ブロックチェーンアプリケーション開発の教科書
マイナビ出版 (2018-02-01)
売り上げランキング: 5,488

5. ビットコインとブロックチェーン:暗号通貨を支える技術

Mastering Bitcoin(原題)は、この業界で誰もが読むべきバイブルのような扱いになっていますが、実際にその通りです。
悲開発者には難しい内容もありますが、最近はconcise version(簡易版)も新しく出版しており、読み切る自信がない人は、こちらを読んでも良いかもしれません。

ビットコインとブロックチェーン:暗号通貨を支える技術
アンドレアス・M・アントノプロス
エヌティティ出版 (2016-07-14)
売り上げランキング: 7,140

6. 仮想通貨の教科書

暗号通貨とブロックチェーン領域で非常に先進的なプリンストン大学の講義を書籍化したものです。
マスタリングビットコインより読みやすく、かつビットコインのことをしっかり分かり、ビットコイン以前のインターネットマネーの取り組みの歴史から触れられます。

仮想通貨の教科書

仮想通貨の教科書

posted with amazlet at 18.04.29
日経BP社 (2016-12-13)
売り上げランキング: 7,390

7. ブロックチェーン イーサリアムへの入り口 ビットコインへの入り口

Etheereum関連は、書籍ですと、纏まったものが少ないですが、下記の書籍が基本的な部分を纏めています。Ethereum関連は、ベースの部分を抑えてから、Vitalikのブログや、Ethresearch読んでリサーチをすると良いでしょう。

8.  教養としてのテクノロジー AI、仮想通貨、ブロックチェーン

MITメディア・ラボの伊藤穰一さんの著作です。
従来のテック企業の「スケール・イズ・エブリシング」問題点なども概観したうえ、「分散させたほうがレジリエンスは高い」という仮説を分かりやすく言語化しています。
暗号通貨やICOには、ガバナンスへの提案などもしており、誰にでも読める分かりやすさを担保したうえで、面白い内容になっています。

9.  信用の新世紀 ブロックチェーン後の未来

フィクション仕立てで、未来にタイムスリップをし、ブロックチェーンや人工知能でどう社会が変わったかを空想する書籍です。
本の内容は、必ずしも同意しない人も多いでしょうが、思想や社会考察に傾倒した本として楽しめます。

信用の新世紀  ブロックチェーン後の未来 (NextPublishing)
インプレスR&D (2017-12-25)
売り上げランキング: 20,432

10. 暗号技術入門

ビットコインは、暗号技術の組み合わせによって、動いています。
こちらでは、前提知識がない人でも。暗号技術に対する理解を深めることが出来ます。
公開鍵や電子署名ってなに?という話からビットコイン、楕円曲線暗号までカバーされてます。
保管して、度々参考にできる暗号技術に学ぶことに関して、最も適切な書籍かと思います。

暗号技術入門 第3版 秘密の国のアリス
SBクリエイティブ (2015-09-17)
売り上げランキング: 8,155
以上です。
本記事執筆の2018年時点で、まずはこれからだろうと言える書籍を10冊選定しました。
参考になればと思います。
暗号通貨やブロックチェーンではなく、基礎的な金融リテラシー・投資リテラシーなどについては、こちらからどうぞ。
https://junyahirano.com/books_for_finance_literacy/

ビットコインやブロックチェーンの重要性をより理解するための背景知識を得れる本についてはこちらで纏めています。


今、僕たちは、仕事や働き方はもちろん、国家や、お金の在り方まで変わりつつある大変面白い時代を生きています。 そういった現代を、より有利に生き抜くために、Facebookの非公開グループで会員制コミュニティ「世界で生きる実践・研究所」を運営しています。新しい時代の、ビジネス・投資・生活・旅全般をハックしていきます。ぜひ、お気軽にご参加ください。詳細はこちら