取引所

中期で注目度が高まる可能性があるDEXとは違う形で中央集権取引所への信用を削減するトレンド

前提。取引所のハッキングとDEXのアダプション。

取引所のハッキングは跡を立ちません。
2018年の取引所のハッキング被害額は合計で$865M(約900億円)を記録しており、過去最高のハッキング被害金額を記録しました。
また、これまでの暗号通貨史上で主要なハッキングを合計すると$1.5B(約1600億円)の資金が盗まれているといいます。(参照:https://medium.com/arwensecure/launching-arwen-a10b17fcc012 )

この解決策として期待されているものが、ユーザーは秘密鍵を第三者に預託しなくても取引が出来る、DEX(分散型取引所)です。
しかし、DEXは、Etheruem上のDEXであれば、Ethereum上のアセットしか交換ができず、中央集権取引所と比べ、取引が遅いなどの問題があります。
また、オンチェーンでのトランザクション(DEXの場合、取引オーダー)はgas代が早いほうが先に取り込まれるため、取引の衝突を起こしてしまう問題があります。

これについては、0xのレポートで詳しく解説をしています。https://junyahirano.com/report_0x/

また、DEXは、UI/UXも未だ課題を残します。
このため、DEXの流動性は低く、執筆時点で暗号通貨の取引の99%以上は中央集権取引所、およびOTC取引で行われています。
また、最近は、DEXは、DeFiの文脈で中央集権取引所とは異なるアセットやユーザー体験を出来る傾向が顕著になりつつあります。
そういった点で、中央集権取引所と分散型取引所は、そもそも競合したりするものではないかも知れない、という発想も必要のように思えます。

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一方で、今後、こういったDEXとは別に、中央集権取引所が中央集権のまま、彼らへの信用を軽減できる技術開発が行われています。

d10n Labで配信したレポート全文では、これらを解説します。

目次
*前提。取引所のハッキングとDEXのアダプション。
*今後主流になり得るDEXとは違う形で中央集権取引所への信用を削減するトレンド
*BinanceのDEX、ゲートウェイがあるオンチェーン取引のメリットは何か
*秘密鍵を中央集権取引所に預けないで中央集権取引所でトレードをできるようにする技術
*総論

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