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未上場スタートアップが上場へ駆け込むエコノミクス / それと比較する未上場トークンのエコノミクス

d10n Labでは、「未上場スタートアップが上場へ駆け込むエコノミクス / それと比較する未上場トークンのエコノミクス」に関するレポートを配信しました。

■巨大ユニコーンの2019年の上場ラッシュが市場テーマ

現在、米国のVC界隈では、2019年に続々と上場をする巨大スタートアップの話題で持ち切りです。
2019年に、Uber、Lyft、Slackが上場を目指していると報道されており、その後にはAirbnbも上場をすると言われています。

2018年も公開マーケットの株価は下落トレンドでしたが、2019年以降、米中の貿易戦争などを大きなきっかけにしばらく続いた株高が収束するのではないかとも言われています。
そして、市場が悪くなる前に、上場をしようとしているメガユニコーンが多く存在しており、その中でも特に大きいUBER、Airbnbは、10兆円前後のバリュエーションになると期待されています。

有望なスタートアップが、未上場ステイが常態化し、ユニコーンどころか、バリュエーションが数千億円-1兆円以上のスタートアップが上場を遅らせに遅らせていてた昨今のトレンドが収束しそうです。
ここ数年のスタートアップの調達市場は、ビジョンファンド前とビジョンファンド後に分けられるとも言えます。
メインLPをサウジアラビア政府とする同ファンドは、21世紀型のソブリンファンドとも言え、ワンショットで数百億円を投資するゲームチェンジャーです。

そして、この存在がスタートアップのバリュエーションをインフレ化させている大きな要因です。
投資を受けるスタートアップ側からすると、数百億円の資金は仮に必要ないとしても、投資を断ったら競合の企業にスタートアップにその資金が注入される可能性があります。
黎明期の領域であれば、例えその市場の二番手であっても、いきなり数百円を突っ込まれれば、一気に一番手を追い抜くどころか突き放す可能性があります。
そうするとスタートアップはそういった投資提案をされた時点でほとんど受けざるを得ませんし、競合VCもそんなファンドが出てきてしまえば、自身のファンドもサイズを大きくして対抗するしかありません。

結果、ビジョンファンド以前もスタートアップのバリュエーションは増加傾向にありましたが、ビジョンファンドはそのインフレをさらに加速化させています。
このスタートアップ市場がバブルであるという指摘の是非はともかく、2018年、公開市場の株価のパフォーマンスは悪くとも、未上場のユニコーン企業は100以上が新しく生まれ、VCの投資額も少なくとも前年比3倍以上増加している、この数字は事実です。

目次
*巨大ユニコーンの2019年の上場ラッシュが市場テーマ
*起業家と初期ラウンドの株主も希薄化を受け入れないと戦えないファイナンスの姿は、産業構造が反映したもの
*公開市場と未上場マーケットのエコノミクスの違い
*それと比較する暗号通貨市場における未上場トークンのエコノミクス

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